養殖技術が進んで年中好きな寿司がここ福岡でも食べれます。
しかし。。。
旬を知らないと本当に損!
その理由は大きく上げると次の3つ
・味が全く違う
・価格も違う
・寿司屋で旬じゃないものを頼むと変な空気になる
つまり
「ありますけど、いいのかな的な空気になりながら少し高めで味が旬の時よりも落ちる魚を食べる事になる。」
という現象が起こります。
確かに、好きなものを好きな時に食べるのが一番いいですが
どうせなら
『好きなものをベストな状態で少しお値打ちでスマートに』食べたいじゃないですか!
今日はそんなざっくりとでも知っておくと損をしない
旬についての記事になります。
では旬を抑えておきたい魚をまとめていきますね。
たい
福岡は北九州、長崎などおいしい“たい”が摂れる環境にあります。
このタイも旬があり11月~5月がおいしい食べごろになります。特に産卵前のタイは脂がのっており、春先は“桜鯛”とも言われ好んで食べられます。
そして、タイに名前が時期によって名前が付けられている時期がもう1回あり
それは秋口、その時は脂がのっており桜に対してなのか“モミジ鯛”と呼ばれています。
カツオ
カツオは有名ですね。
カツオも鯛と同じように2回旬があり1度目は春、2度目は夏の終わりから秋口。それぞれ北上していく「初ガツオ」と戻ってくる「戻りカツオ」です。
味の特徴は初ガツオはさっぱりしいており、一方戻りガツオは脂がのって濃厚です。
えんがわ
ヒラメやカレイのヒレを動かす部分です。一匹から少量しかとれずコリコリとした食感が通に人気です。
この部位は脂の程よさが命ですので9~2月がその旬になります。
ぶり
名前が変わる出世魚して有名ですが、その特においしい時期は10~2月の産卵を控えた時期。おいしいせいか名前も寒ブリとして知られてますし、正月ではお雑煮に入れる福岡の土地も多いです。
あじ
九州と四国の真ん中の豊予海峡でとれる関アジは高級魚としてブランドとして取引されます。一般的なあじは 5月~7月がその旬になりますが、関アジは豊予海峡の海水が年間を通して一定のため、他とは旬が異なり3月~10月が旬となります。
関アジの特徴はその黄金に輝く見た目。昔から漁師さんの間では有名でしたが地元の関係者の努力で価値が全国に認識されています。
アナゴ
アナゴは他の魚が冬に脂を蓄える中、旬は梅雨から夏の終わりの6月~8月が旬になります。この理由としては2つ挙げられ、アナゴの活動が活発化することと豊富な餌の量がその理由に挙げられます。
こはだ
こはだの特徴は“小さいほどその価値が高い”という事。またぶりと同じく出世魚としても有名でシンコからスタートしコハダ、ナカズミ、コノシロとその名前が変わっていきます。
こはだの旬はシンコが摂れる9月と10月。
まとめ
旬を理解しておくとお寿屋さんでの板さんとのコミュケーションがスムーズですし、なにより魚がマキシマムに美味しい時にそれを食べる事が出来ます。
上に書いたのものは特に珍しい旬を持っていますので、頭の片隅に覚えておいてお寿司屋さんに行く前にチェックしておきましょう。