大切に焼いていた丸腸が可愛がりすぎて炭になる。

こんな悲しい経験は福岡の人なら絶対に1回はあるはず。

この問題に終止符を打つためにも今回“丸腸”の焼き方について抑えてみましょう。また最後に焼くだけでない珍しい食べ方も紹介してますので良かったら参考にしてみてください。

丸腸は脂肪が多い部位

プリプリの食感が印象的な丸腸。

肉と同じように炭火で焼いていると脂がずっと落ち続けるのでなかなか食べごろが分からないという意見多数。

「 ホルモンだし生で食べるのは抵抗があるし、焼きすぎるとおいしくないし。。」

→丸腸は“食べごろ”の見極めがとても難しいんです。

戦いはホルモンが運ばれてきた状態で、すでに始まっている!

ホルモンはたいてい“タレ”が和えられた状態で小皿に盛られてでてきます。このタレはお店によっては忙しくてムラになっている場合もしばしば。きちんとホルモンを小皿の上で転がしてタレをしっかりつけてから焼きはじめましょう。

またホルモンを焼くと脂が落ちて火力が強くなりがち。他のお肉がその強い火力で一度に焼けてしまいますので網上を整理しとくことがオススメ。

焼きのスタートは網の端から

薄い肉とは違い丸腸は厚みが多く焼くのに時間がかかります。ですのでまずは火力の弱いアミの端からスタート。少しづつ火を入れていきましょう!

焼きあがるまで合計約5分!

コロコロ向きを変えながら丸腸の中の脂が少し白から半透明になれば食べごろ。真ん中の強火のところで一気に仕上げるのも手ですがその時はひっくり返す頻度に十分に気をつけて!

※もし脂で火が燃えあがったら

この時は備え付けの“氷”を網の上において鎮火しましょう!もし別で氷がない場合は店員さんにオーダーするか、機転を利かせて飲み物の氷を使ってもOK!

丸腸の焼く以外の食べ方

これには色々な方法がありますが特にオススメしたい方法は“アヒージョ(オイル煮)”です。アヒージョの香りが丸腸に移り、直火でないので焦げる心配なく高温で火が通るのが一番のメリット。

出来上がりのアヒージョの中の丸腸の食感はまさにとろけてなくなるから不思議!

まとめ

『丸腸いつまでやけばいいの?』問題は解決しましたか?

福岡、博多のホルモンといえば“丸腸”ですし、丸腸をどこまで焼くのかは意外に決めきれないものです。

・網の端からスタート

・脂が透明になったら食べごろ

・焼けるまでの時間は約5分

これを頭において今度焼肉屋さんに挑んでください。きっと上手に焼けるはずです。