そんなに食べた訳ではないのに、お腹が苦しくなるあの現象。

アンケートの結果をみても半分以上の人が経験してるみたい。。

本当につらいですよね?原因もイマイチ分からないし、最終的に水を飲んで少し運動してみようみたいな雰囲気的に効果がありそうな方法に逃げちゃいがち。

なぜなら、心当たりもないから。。

今日は ジョンズホプキンス大学 の研究で

・あの膨張感がしんどい

・お腹のハリがつらい。。

なんてお悩みに役立ちそうなものです。

ツラい人は最後のまとめだけでも見てみましょう。

この研究のポイントは次の2つ

・1つ目は“食物繊維”

・2つ目は“塩(ナトリウム)”

この量を変化させてお腹のぐあいをチェックしました。

つまり、この研究では

『お腹のハリは食物繊維と塩が関係してるんじゃないの?』

という事がテーマになっています。

食物繊維と塩を次のようにコントロール

食物繊維については食事の内容を次のようにコントロールして30日後をチェックしました。

・1日の食物繊維11ℊ(普通の食事)

・1日の食物繊維32g(普通の食事の食物繊維の約3倍)

一方、塩(ナトリウム)については次のようにコントロールして30日後、同じようにお腹の状態をチェックしました。

・1日の塩の量が小さじ半分の塩

・1日の塩の量が小さじ一杯の塩

・1日の塩の量が小さじ1.5杯の塩

WHОが出している塩の適切な摂取量が1日小さじ一杯なので、この塩の量はそれぞれ上から少なめ、適切、オーバーといった感じですね。

食事をコントロールした30日後。。

この食事コントロールの結果は

①食物繊維の多い食事は41%もお腹のハリをアップ

②塩を少なくすると27%も減少

という結果に。

つまり塩と食物繊維がお腹のハリの原因という事なんですね。

結局、お腹がパンパンな時はどうするのがオススメ?

上の実験のデータを見ると、多くの人は塩と食物繊維を減らせばいいのでは?と思う人も多いと思います。

しかし、食物繊維には腸内細菌の餌になって腸内環境を整える役割もあります。

その為、お腹が張る時には

①食塩をまず減らす

②それでもダメな時は食物繊維を減らす

という順番で『お腹パンパン状態』に立ち向かうのがいいのではないでしょうか?

まとめ

お腹が張るのに塩が関係していたり、食物繊維が関係しているとはかなり意外ですね。

このアンケでは『食物繊維と塩』の影響は意外に自覚されていないよう。

ツラい時は上のピンク字で書いたような順番で食事をコントロールしてみましょう。