日常的にお茶を飲んでいる人も多いのではないでしょうか?そんな緑茶を飲む事でアナタが得る事ができる10の効果についてまとめました。

どうぞご参考に♪

緑茶はダイエットに使える

The catechin-caffeine mixtures and caffeine-only supplementation increased energy expenditure significantly over 24h

“カテキンとカフェインを一緒に飲むと24時間の間エネルギーの消費量がかなり上がった。”

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21366839

緑茶で劇的に痩せていくという訳ではもちろんありませんが

緑茶には

①代謝を上げる ②食べる量を抑える ③脂肪の分解をサポートする ④脂肪、糖質の吸収を抑える

などの効果があり、総合的にダイエットに使えるような感じ。

緑茶で賢くなる

緑茶の中のカフェインの働きは下のようなものがあります。

it would appear that the range of caffeine intake that could maximise benefit and minimise risk in relation to mood, cognitive function, performance and hydration is 38 to 400mg per day, equating to 1 to 8 cups of tea

“1~8カップの緑茶を飲むことで低リスクで認知機能が上がる。”

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/j.1467-3010.2007.00665.x

というような緑茶のカフェインについての研究があったり、他にはテアニンEGCG(緑茶カテキンの一種)の研究もあり

LGNC-07 has potential as an intervention for cognitive improvement.

“ LGNC-07(テアニンEGCG)は認知機能を改善しうる。”

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21303262

という研究があり、1日当たり1.68gのテアニンEGCG を飲むと記憶と集中力の改善がみられました。

体の炎症が減る

NBAで活躍していたコビーブライアントは他のバスケットプレイヤーよりも3時間ほど長くハードなトレーニングをやっていたそうです。その体の炎症を抑えるために愛飲していたのが“緑茶”

研究では紫外線の影響で起こった体の炎症を抑える事が出来るという研究がなされています。

green tea catechins (GTCs) reduce acute UVR effects.

“ 紫外線による影響をカテキンで減らすことが出来ます。 ”

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26178731

長生きになる?

人の寿命をつかさどっているのが“テロメア”だといわれているのですが、そのテロメアが短くなってしまうのを緑茶のエピガロカテキンが防いでくれるという研究があります。

Epigallocatechin gallate, the major component of polyphenols in green tea, inhibits telomere attrition mediated cardiomyocyte apoptosis in cardiac hypertrophy.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22000973

Ⅱ型糖尿病に効果がある

シュガーホリック(砂糖中毒)というものがあります。甘い物を食べた時に私達はドーパミンが出て快楽を得るのですが1つ問題があり、このドーパミンの刺激に私達が慣れてしまうこと。そして、同じ快楽を得るために“より多くの砂糖”を求めてしまう。これがシュガーホリック。この状態になるとインシュリンの感受性も狂ってしまうのですが、このインシュリン感受性を改善させるのが緑茶ポリフェノール。

The Effects of Green Tea on Obesity and Type 2 Diabetes

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3689013/

その結果、肥満やⅡ型糖尿病に緑茶が効果を及ぼすことになります。

食中毒リスクを減らす

食品が腐る事に関係があるthermophilic spore-forming bacteriaというバクテリアがあるのですが、このバクテリアに対して緑茶は抗菌作用を示しました。

tea polyphenols showed antibacterial effects towards Bacillus stearothermophilus, which is a thermophilic spore-forming bacterium.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16232822

お寿司屋さんで緑茶が出されるのは経験的に緑茶の効果が時間されていたのかもしれませんね。

また、緑茶にはバクテリアの細胞膜を壊すという説もあり多くのバクテリアに抗菌効果があるのではないかという研究もあります。

肝臓のダメージを軽減する

緑茶の成分のカテキンには肝臓に負荷をかけてしまうようなのですが、そのダメージを緑茶ポリフェノールが守ってくれるみたい。

(-)-epigallocatechin-3-gallate reduces the bioavailability and hepatotoxicity of subsequent oral bolus doses of (-)-epigallocatechin-3-gallate.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25528115

その他他のケースでも肝臓のダメージを緑茶でケアできるのではないかと言われています。

虫歯を予防する事ができる

緑茶ポリフェノールはマウスウォッシュと同じくらい虫歯に効果があるとされています。

The Effect of Green Tea Mouthrinse in a 4 Day Plaque Regrowth Model in Vivo and Antibacterial Efficacy in Vitro

https://www.researchgate.net/publication/277565430_The_Effect_of_Green_Tea_Mouthrinse_in_a_4_Day_Plaque_Regrowth_Model_in_Vivo_and_Antibacterial_Efficacy_in_Vitro_A_Randomized_Controlled_Trial_The_Effect_of_Green_Tea_Mouthrinse_in_a_4_Day_Plaque_Regro

毛根を刺激する?

緑茶で髪が生えるのではないかという研究も行われています。

人体の中ではなく、人体の外で条件を整えた場合は脱毛症に効果があった様子。しかしまだあくまで人体の外での出来事ですので参考程度に。

it was reported that EGCG might be useful in the prevention or treatment of androgenetic alopecia by selectively inhibiting 5alpha-reductase activity.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17092697

目じりのシワを改善する

8週間、目じりに緑茶を塗ってケアした所目じりのシワが減りました。緑茶の抗酸化作用がこの結果を生んだんではないかという考察がされています。

Tannase-converted green tea catechins and their anti-wrinkle activity in humans.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23725307

まとめ

私達の結構身近にある飲み物“お茶”

ちょっとだけ次に“お茶”を飲む時にテンションが上がってくれたら嬉しいです。