有名な百貨店からお酒の小売り店、お酒のディスカウントストアには必ずと言ってもいいほど置いてあるお酒“獺祭”。

私達がレストランで日本酒を飲みたい時はメニューに“獺祭”があれば嬉しいと感じる人は多いのではないでしょうか?

そんな私達の周りで市民権を得ている獺祭。その獺祭に勝った福岡の日本酒があるのを知っていますか?

日本で一番有名な日本酒“獺祭”とは

獺祭は本当においしいお酒なんです。そして日本酒のコンセプトをくつがえして世界に日本酒を認知させた素晴らしいお酒なんです。

獺祭は“打倒ワイン”で作られた日本酒

従来、日本酒は辛口でちょっとしたツマミを食べながら、酒を飲むという主人公はあくまで“お酒”という価値観でした。

一方で海外で大きなシェアをもっているワインは“食中酒”。お酒自体を楽しむのと同時に料理とのマリアージュを楽しむものでした。昔の日本酒はお酒好きの日本人に向けた海外では理解されにくいものでした。

そこに獺祭は“打倒ワイン”で、インターナショナルワイン&スピリッツコンペティション金賞受賞。日本のお酒というコンセプトを打ち壊しました。

獺祭はアメリカとロシアの大統領に送られたお酒

安倍晋三総理がアメリカの大統領バラク・オバマ、ロシアのプーチン大統領に送ったのもこの“獺祭”

日本という色をだしつつ、あちらへの敬意をしめすという大役をこなしました。

獺祭の味の特徴

日本酒に最も適したお米の1つと言われる“山田錦”から作られる“獺祭”

その飲み口はさっぱりしているのに、ワインのように香り高いのが特徴。料理とマリアージュして楽しむお酒といった飲み口。


獺祭(だっさい) 純米大吟醸 磨き二割三分 木箱入り [ 日本酒 山口県 720ml ] [ギフトBox入り]

獺祭をワインの大会で破ったのは“福岡のこのお酒”

そんな素晴らしい日本酒獺祭を同じワインという土俵で破ったのが、福岡県八女の喜多屋さん。2013年にワインの品評会IWCで“日本酒”という分野でチャンピオン・サケを受賞しました。

https://www.kitaya.co.jp/page/champion_sake.html

その味は品評会で以下のように評されました。

カシスの芽、パッションフルーツ、熟れたグレープフルーツなどの香りが印象的。 口に入れると 始めは甘みを、後からものすごく柔らかく優しい酸味が加わり、最後に仄かなオレンジやレモンの皮の 苦みが締めくくる。

エキゾチックでモダン、それでいて見事な芳醇さと透明感を秘めた酒。

https://www.kitaya.co.jp/page/champion_sake.html

喜多屋 極醸 大吟醸 720ml

まとめ

獺祭が山口のお酒で喜多屋さんが福岡の酒造。こんな近くにあるお酒が世界を巻き込んでいくというのは、本当にすごいことですね♪