ベルギーの王室御用達のプレミアムチョコレート“ゴディバ”。たくさん売ってある店はあるのですが

このゴディバのロゴマークの由来となった女王ゴダイヴァ夫人の話、知っていますか?

あまりにもゴディバ自体が有名なのでロゴの由来は知らない人が多いみたいですね。

このゴダイヴァ夫人伝説。アナタはどう思いますか?

ゴディバのロゴの由来

重税に苦しむ市民のために立ち上がったゴダイヴァ夫人

その当時のある小さなイングランドの街では、領主がかけた重税に苦しんでいました。

その重税をやめるように夫である領主に意見したのがゴダイヴァ夫人。

領主が出した条件

重税をやめる代わりに、領主が出した無理難題が

“裸で馬で街を一周する事”

この不可能だと思われた条件を飲んで、夫人は裸での街の行進をすることにしました。

住民の粋な反応

自分たちの為にゴダイヴァ夫人の覚悟に心を動かされた街の人たち。

行進の日を調べ、その日は窓を完全に閉ざし裸の行進を見ませんでした。

一人だけの例外

そんな粋な街の人の中にも例外はいて、その裸の行進を見た男がいました。それが“トム”。

後までpeeping tom“のぞき見トム”として違う意味で名を残しました(笑)

私達が心を動かされるもの

chocolate advertising appears to cater to base appetites, but it simultaneously arouses appetites of a social nature by promising to satisfy viewers’ deep-seated desires for sexual fulfillment and higher class status

https://scholar.oxy.edu/cgi/viewcontent.cgi?referer=https://scholar.google.co.jp/&httpsredir=1&article=1002&context=sociology_student

私達が心を動かされてしまうものを広告に載せるのはどの業界でも基本とされています。

ゴディバには

“性的な魅力” “ヒエラルキー” “適度なスキャンダル感” “意外性”と色んな要素が含まれています。

もしアナタが何かを誰かに伝えたい時はこのゴディバの物語がそのまま使えるかもしれません(笑)

まとめ

高級チョコの代名詞になっているゴディバ。このブランドを作ったのは間違いなくあのこだわり抜いたカカオの味ですが、アクセントとしての“もう一押し”の役割をしたのは

あの裸で馬にまたがった女性の姿

だったはずです。