寿司屋やフレンチが板さんやシェフの腕に“おいしさ”がかかっているように
焼肉屋さんの腕次第で肉のおいしさが変わるんです。
これを知ると3つもいいことがありまして
・安くてもいい店の判断が出来る。
・高くても微妙なお店に誰かをうっかり連れて行かなくて済む。
・ランチとディナーの差がチェックできる。
この3つ。特に最後のランチとディナーの肉質の差が分かるとそのお店のサービス精神まで分かってしまうというなかなか使える知識になっています。
またこの3つをおさえておくことで、格段にお肉を楽しむ幅も広がります!
是非、参考にしてみてくださいね。
頼むべきお肉はこの3つ!
はじめて入ったお店でまず頼むべきなのは
①並カルビ
②塩ハラミ
③塩ホルモン
この3つを頼んでいきます。
この3つのお肉から分かる事は?
①並カルビ
カルビは“あばら”のお肉で、カルビとホルモンを除いた精肉を
ハラミは牛の横隔膜のお肉で内臓のお肉にあたります。この部位で分かるのは『職人さんのカットの腕』
牛のあばらは、筋肉の繊維と脂が多い部分です。この筋繊維と脂肪をうまくカットしながら1000円以内で1人前を保てる腕が職人さんには必要です。
もし、あなたが並のカルビを食べてみて気になる筋がなく脂と身のバランスがいいなと感じたら
そのお肉屋さんの腕は、あなたの舌の好みにあったという事ですね。
②塩ハラミ
ハラミは牛の横隔膜のお肉にあたるので、内臓肉に分類されます。この塩ハラミであなたが分かる事は“そのお店がいいお肉を仕入れているかどうか”です。
ハラミは牛から2kgほどしか摂れない希少部位。これを仕入れる事が出来、かつ美味しいという事は卸しさんとの関係が良好な証拠。
ハラミがおいしいお店はすべてのお肉が美味しいという人もいるほど重要なポイントなんです!
③塩ホルモン
ホルモンは内臓にあたる部位できれいに処理をしなければ、塩では食べれません。
つまり、この部位からはお肉とは仕入れ経路が違う事もあるホルモンの鮮度とホルモンの処理のうまさがチェックできるということです。
コリコリが特徴のセンマイなど、部位ごとに面白い食感が楽しめるのがホルモン。ホルモン好きの人はまずは塩ホルモンからチェックしてみましょう。
タレで隠されていない状態でまずは味わってみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?焼肉はどこも同じと思っていませんでしたか?
その考えは大きな誤解です。
まずは並カルビ、塩ハラミ、塩ホルモンですよ!それらがあなた好みなら少し高い上や特上、または希少部位を頼んでみましょう!
きっと今までよりも満足できる焼肉屋さんを見つける事ができるはずです。