頭が痛くなるのは本当にツラいもの。寝てしまいたいのに全く寝れない。そして何よりツラいのは“ 偏頭痛じゃない人にツラさが理解されない! ”ということ。
偏頭痛で弱っているのにダブルできついですよね。
この偏頭痛が“マグネシウム”で強度、頻度ともに下げれるという研究がでています。
●不足すると片頭痛になってしまうあのミネラル。
— 福岡のおいしいものハック (@fkeatout) 2019年6月23日
▶片頭痛に効くミネラルは?
皆さんの中でもすでに知っている人も多いみたいですね。アンケート協力ありがとうございます。
是非参考にしてみてください!
マグネシウムが片頭痛に効果があるのはほとんど確実
Strong evidence according to the GRADE suggests that Mg supplementation can reduce the intensity/frequency of migraine.
GRADEによって得られた信用性の高いエビデンスは、 マグネシウムを補う事で片頭痛の強度と頻度が下がるという事をしめしています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30684032
※GRADEとは、科学的なエビデンスの高さとその推奨度を別個で評価するシステム。つまり、客観的にそのデータの信憑性があるかどうかを教えてくれる指標です。
他にもマグネシウム不足が招くあれこれ
マグネシウムは300の酵素の反応に関わっており、少しマグネシウムが足りない事で色々な体の不具合が出てきてしまいます。
これを逆手にとって片頭痛の原因がマグネシウム不足であることのCHECKリストにしてみましょう。
疲れが全く取れない
酵素は栄養の“消化、吸収、代謝”に幅広くかかわっています。
その為、マグネシウムが足りない事で体の疲れが取れないという事が起こってしまいます。
筋肉がつったり、ピクピク痙攣する
マグネシウムは筋肉と神経の機能を調節します。その過程はマグネシウムがカリウムやカルシウムを運搬することで行われます。
マグネシウムが不足してしまうと、カリウムやカルシウムがうまく運ばれずに“筋肉がつりやすくなったり”、“痙攣を起こしたり”します。これには米のフィトネス協会のNCSFのミネラル不足の弊害として同じ意見を示しています。
血圧が高い、もしくは低い
マグネシウムが血圧に直接的に効果があるというわけではないです。しかし、マグネシウムは血管の収縮に関係があるカルシウムと切っても切れない関係があります。
以上の3つは、マグネシウムの不足である可能性が高いサインです。
1日250mgの酸化マグネシウムのサプリを取ってみては?
サプリメントに抵抗がある人はマグネシウムを多く含む食品
・魚介類
・野菜
・大豆製品
・海藻類
・玄米
・アーモンド、ごまなどの種子類
などから摂ってもいいでしょう。
1日の必要量は?
1日に必要なマグネシウムの量は以下のようになっています。
▶男性
【18~29歳】340mg/日 【30~49歳】370mg/日 【50~69歳】350mg/日 【70歳以上】320mg/日
▶女性
【18~29歳】270mg/日 【30~69歳】290mg/日 【70歳以上】270mg/日【妊娠中】+40mg/日
2015年の日本人の食事摂取基準より。
まとめ
あのつらい片頭痛の強度と頻度が減るのは、耳寄りな情報だと思います。また300以上の酵素の反応に関係しているマグシウムが足りなくなるという事は健康を害してしまう恐れが多分にありますので是非マグネシウム不足気をつけてみてくださいね。