毎日、コロナウイルスについての恐ろしい情報が耳に入ってきますが、私達の反応は適当なものなのでしょうか？もしくは過剰な物なのでしょうか？

そしてその中で私達が出来る事を整理したいと思います。

コロナウイルスの2月24日の状況

2020月2月24日
2020月2月3日
2020年3月23日
2020年5月20日

厚生省の発表によると2月3日中国国内で1万7000人の人が感染したことが報告されていたコロナウイルス。2月3日でサイトによると世界中で7万9000人の感染者を出している事が分かっています。 3月23日においては図の表示が変化していますが、 339,035人コロナが発症した人がいらっしゃいます。

※これにはコロナを出しているはずの福岡、熊本などが含まれていないので本当に小さい規模の感染は分からない様子。

ジョンズ・ホプキンズ大学のシステム科学工学センター(CSSE)ではこのこのコロナの発症地域と規模を視覚化できるマップを発表しているので見てみると、どのくらいの規模で何が起こっているかが分かると思います。

・丸の大きさが規模

・丸が赤なら感染、黄色なら感染疑い

Coronavirus 2020-nCoV　↓

https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

以前中国はほとんど真っ赤でしたが、今となってはかなり落ち着いてきています。

また WHOが緊急事態宣言を出すのは、2019年にエボラ出血熱が流行した時以来で今回が6回目になります。

またアメリカの対応は？

2020年3月23日にアメリカが運営している医療サイト“pubmed”で緊急でこんなサイトが差し込まれていました。

こんなの初めてだったので一応メモ。

① https://www.coronavirus.gov/ 　(アメリカ国立衛生研究所)

② https://www.nih.gov/health-information/coronavirus　(アメリカ疾病予防管理センター)

が、それぞれに出しているコロナについての情報が見れます。具体的に気をつけてほしい15の日、職業や状況別にカテゴライズしたコロナについての注意点などが整理されています。(ex.妊婦さん、学校関係者、医療関係者、中小企業をやっている人など)

日本は”エニグマ(謎)”

日本以外の国ではコロナはこのグラフのように右肩上がりに増えてます。しかし日本だけうっすら横ばい。

これは世界でもエニグマ(謎)といった印象の様子。これは何事にも慎重で政府の要望に素直に従う国民性が影響してそう。

コロナウイルスの感染力

感染力は1人の保菌者から次に何人の免疫のない人に感染するかという数値、基本再生産数(R0)によって評価されるのですが

WHOによるとコロナは1.4〜2.5と評価されています。この評価は難しいのですが、地球上で最大級に感染力のある“はしか”が 12～18と評価されているので、これと比較するといいでしょう。ちなみに風疹は5～7です。

パニックになってはいけない

確かにコロナウイルスはパンデミックを引き起こしうるかの制が高いですし、今の日本のメディアもかなり大きくこの事を報道しています。

そして私達の意識も風邪とインフルの流行と相まって加熱気味です。

下はWHO(世界保健機構)の事務局長のコメントですが、国際的に連携してコロナに対して対策を講じているようです。

私達が出来る事はコレ

厚生省が出してるレポートには次のように対策が書いてあります。

新型コロナウイルスに関するQ&A

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

中身をピックアップすると

①風邪とインフルの予防と同じように“手洗い”と“こまめな水分補給”が効果的な様子。

②マスクは一定の効果はあるものの、完全な予防はできない。

③武漢に行って帰ってきた人は2週間くらい様子を見てみてください。

また福岡市のホームページにもコロナについての情報が載っているのでそちらもご参考に。→福岡市ホームページ

まとめ

確かにコロナウイルスは恐ろしいウイルスですが、必要に以上に怖がらず人ゴミを避けて風邪やインフルと同じような予防を行いましょう！