ジャンクを食べる事で満腹中枢がバグってらっしゃる”ジャンク中毒”の克服に使えるとある野菜をご紹介。実はこの野菜、栄養のバランスもいいので使えるだけでなく実用的なので是非。

激烈な食欲をおさえる野菜は”じゃがいも”

じゃがいもは”炭水化物の塊”というイメージをもっていたのですが実際はそうでもなく、次のような事が当てはまる人の減量には効果がある事が分かっています。そのような人とは

  • すさまじく食欲がある。
  • 満腹中枢がぶっ壊れてる。
  • 短期で集中的に体重を減らしたい。

じゃがいものメリットは?

じゃがいもには次のような特徴があります。

食欲、満腹感を与える

じゃがいもには胃や小腸で消化されないレジスタントスターチと呼ばれる食物繊維が含まれます。

これは腸内細菌の餌になって、大腸で発酵して酪酸を出します。この酪酸がいい感じで

  • 大腸のダメージをケアしてくれる。
  • 食後の血糖値とインシュリンの上昇を抑える。
  • 空腹時の血糖値を下げる。

など役割を果たしてくれます。

【参考】

  1. 耐食性デンプンは結腸粘膜の特性を変化させ、ラットのトリニトロベンゼンスルホン酸誘発大腸炎に対して保護効果を発揮します。
  2. 耐食性デンプンのインスリン感作効果と骨格筋および脂肪組織代謝への影響
  3. 耐性デンプンを食べる事で、過体重の被験者の血中脂質濃度とグルコース制御に影響があります。

栄養のバランスがいい

ジャガイモには豊富な栄養が含まれており、その中でも注目すべきなのは次の3つ。

完全アミノ酸

じゃがいもにはタンパク質が含まれており、そのタンパク質には必須アミノ酸がすべて入っています。その為、他の食物に頼らずアミノ酸をget出来るのは嬉しいpoint。

ビタミン類

ビタミンBやビタミンCが多く含まれており、加熱調理してもデンプンのお陰で壊れてしまわないのは大きなメリット。

ミネラル

銅やマグネシウムなどの必須ミネラルが含まれています。また、一方でそのミネラルの吸収を阻害する物質が少ないのでそのミネラルを吸収しやすいものジャガイモの特徴。

さらにGI値を下げるには?この野菜も食べよう。

食物に含まれる糖の吸収のスピードをグルコース(純粋なお砂糖みたいな)と比較したものを”GI値”といいます。この値が小さいほど、その食物の糖の吸収されるスピードは遅くゆるやかになります。

急激な糖の吸収で血糖値に波が出来てしまい、その波のバランスをとるように食欲が振り回されジャンキーになるみたいなイメージですね。

じゃがいもはレジスタントノーチの効果で血糖値が上昇するのを抑えてくれるのですが、じゃがいも自体のGI値は”90″。。。高めっ(グルコースは100)。ですので、この高いGI値を低くすることでさらにダイエットにも使える食品に。

これには”緑黄色野菜”を摂って食物繊維を一緒に摂ればokです。

まとめ

じゃがいも結構使える食べ物だったでしょ?またダメ押しで、蒸かしたじゃがいもは水分を多く含まれており、”水分”が多い食べ物を食べた時に私達は満足感を感じるのでその点でもじゃがいもっていいよね。と思う次第です。

是非ご参考に♪