アレルギー対策とタンパク質
ってなかなかイメージがない話。
というより
アレルギー源を避ければokなんじゃないの?
しかし実際はアレルギーだからこそ積極的に食べてほしいものという物が存在します。
アレルギーが爆発しやすい2つの状態は?
アレルギーには謎に超自然的に爆発するのではなく、発生しやすい状態というものがあります。それが次の2つ。
- 体の栄養不足
- 睡眠不足
栄養状態はアレルギーがひどい人の身体を調べると”栄養が不足した状態”にあったよう。もちろん本人は食事をしているのですが、ジャンクなど食べてる割には実質栄養を摂れていないといった状態に。。
睡眠はアレルギーレベルが低い人(体の炎症レベルが低い人)は「睡眠が短くてokー」なんてものもあるんですけど、睡眠不足はストレスの原因に直結しちゃいます。
この①栄養 ②睡眠 をうまく解消するのが“カロリーあたりの質のいいタンパク質(お肉)”を摂る事なんです。←おいおい、タンパク質とアミノ酸って脳筋ですか?なんて声が聞こえてきそうですが(笑)
これからその理由について書いていきます。
そもそもタンパク質(必須アミノ酸)は私達は足りていない
タンパク質(アミノ酸とくに必須アミノ酸)は体の主要な構成要素であり、タンパク質が不足する事でいろいろな体の不調が起きます。必要不可欠な材料がないと問題が起きそうなのはなんとはなしに分かってもらえるかと。
加えて恐ろしいのは国がオススメしていたタンパク質の量が私達が必要な量よりも少なかったということと、その少ない推奨量も私達は摂ることが出来ていないという事。
・今までの1日の最低タンパク質量は30%~50%過小評価されていた(足りない)。
・つまり1.5~2.2 g/(kg·day)ぐらい必要。※60kgの人は1日あたり 90~150 gほどのタンパク質が必要という事。今流行の鶏の胸肉なら約500gが必要という事ですね(笑)
Recent Developments in Understanding Protein Needs – How Much and What Kind Should We Eat?
タンパク質と睡眠
このタンパク質と睡眠の関係はタンパク質と栄養不足の関係以上に納得できない事かと思います。
good sleepers had a higher energy distribution from dietary protein than poor sleepers.(睡眠の質が高い人は質が低い人に比べて、日常の食事においてタンパク質から高いエネルギーを得ていました。)
Association of Sleep Quality and Macronutrient Distribution: A Systematic Review and Meta-Regression
この研究ではタンパク質をキチンととっている人の方が睡眠を効率的に行い、 代謝、メンタル、認知機能を正常に調整する事が出来ているとしています。
アレルギーなアナタに送る「おすすめなタンパク質源」はホルモン
アレルギッシュな人に積極的に摂ってほしいのがホルモン。
ホルモンは「地球上で最も栄養が高いとされるホルモン」このホルモンにはもう1つ大きな特徴があります。それは「カロリー」が低いという事。
食べるのは、どの部位のホルモンでもいいのですが特にレバーとハツ、腎臓はオススメ。それぞれの部位のホルモンは
- レバー…ビタミンDやB12、マグネシウム
- ハツ… コエンザイムQ10
- 腎臓…セレニウムや亜鉛
これらのレアな栄養素とタンパク質がリッチでカロリーが低いというのはなかなかアツい食材といえそうでしょう?
まとめ
アレルギーの人はタンパク質をキチンと必要量摂りましょう。また他の栄養素が高くカロリーが低いホルモンはオススメのタンパク質源となりそうです♪