俗にいう回らないお寿司
・何かのご褒美に
・大切な人との上品な時間の演出に
・会食や仕事の一幕として
カジュアルな食事でも、もちろん使いますが
ほとんどの場合
お寿司屋さんが持つそのおいしさ、格式、そして緊張感に期待してきています。そのお客さん達の中でマナー違反をしてしまうと楽しみにきているお客さん達、ひいてはお店の迷惑にもなってしまいます。
そうならない為にも下の7つは抑えておきましょう!
①強い香水や、たばこの臭いに注意
目に見えない“におい”は自分では気づきにくいのでとくにチェック。
香りは食事のおいしさの大事な要素。それを台無しにしないように気をつけましょう。
香水の強い匂いが広がった時のカウンターのお客さんと大将の目くばせは
なんともいえないくらい気まずいです。
②カジュアル過ぎないファッション
ホテルレストランも同じですがファッションはジーパン、ビーチサンダルなどカジュアル過ぎないカッコに。
女性は男性よりもOKなファッションの幅は広いです。実際に寿司を食べにいくと色んなタイプのファッションの人がいます。そのファッションの中でも素敵だなと思うのはあえて言葉で表すと
“フォーマルなだけど、適度にその人の好みのファッション”
何度かお店に通ってみて楽しんでその塩梅をつかんでみてください。
まだ初心者の方は“オフィス カジュアル 女性”でググってみましょう。
③ワサビを醤油に溶かす
お寿司屋さんのワサビはさわやかな香りがする“おろしワサビ”。
醤油にワサビを溶かしてしまうと量によってはそのワサビの香りをつけすぎてしまいますし
醤油に溶かされたワサビの香りは飛びやすくなってしまいます。
おいしくちょうどいいワサビの量にするにはネタに直接ワサビをつけるようにしましょう。
④醤油はシャリに直接つけない
シャリに直接、しょうゆをつけてしまうと凹凸の多いシャリの接触面がたくさん醤油を吸ってしまいます。
・醤油はネタにつける。
・軍艦にキュウリがある場合は、キュウリにのみ醤油をつけて戻す。
・もし軍艦にキュウリがない場合はガリをハケのように使って醤油を塗るとスマート。
⑤握ってもらったお寿司を放置
大将に「 どうやって食べてほしいですか ?」と聞くと10人中10人が答えるのがこのタイミングの問題。
今はSNSなどに上げる写真を撮るための取るために大将がカウンターにおいても食べない人がちらほら。これでは一番おいしいタイミングを逃してしまいます。
女性の場合は「そんな椀子蕎麦じゃないんだから、ゆっくり食べさせて!」という人もいるかと思います。
その場合は大将に「少しゆっくり目に握ってください。」と一言かけるといいでしょう。また男性が気づいてその一言を代わりに言ってあげるとSO SMARTです。
⑥長時間居座ってしまう
食事が終わっているにも関わらず、長々と話し込んだりしてしまうのはお寿司屋さんの雰囲気をぶち壊してしまい“無粋”にうつってしまいます。
長くても2時間くらいの滞在ですまし
ゆっくりするのは他のゆっくりする用の店でリラックスした時間を過ごしましょう。
⑦お店の人を独り占め。過度なおしゃべり。
お寿司屋さんでの醍醐味と言えば“ライブ感や大将とのおしゃべり”
・素材の話
・お店の技の話
・お店の人の少しプライベートな話
など色んな事が伺えますが、これも過度になってしまうとお店側の仕事の邪魔になったり他のお客さんの機会を奪いかねません。
何事も品よく、節度持って楽しみましょう。
※大将や板さんが喜ぶ誉めPOINTは他の記事で書いてみますので
きになる人はCHECKしてみてくださいね。
まとめ
皆さんがワンランク上の食事を楽しみにくるお寿司屋さんの中で
上のように振舞ってもらえれば
あなたもきっと楽しいひと時を楽しめるはずです。
またその空間にいて違和感がないという事は
お店側から大切にしてもらえる第一条件です!厳しすぎるルールは萎縮に繋がってしまいますので、最低限だけ抑えておきましょう。
あとは“あなた”がお寿司屋さんという空間を積極的に楽しんでいってみてくださいね。