“浅煎り”と“深煎り”

コーヒーが好きな人は一度は耳にすることだと思います。この2つのコーヒーの煎り方にどんなイメージがあるでしょうか?

煎り方の違いによってコーヒーに表れる違いは多くあります。

その中には

分かりやすい味や風味の違いから、味や飲み口からは分からない成分の違いまで“焙煎”の違いで色々な変化が起こります。

今カフェの種類も増えてきて色々な違いがありますが

まずは焙煎からコーヒーの違いを楽しんでみてはいかがでしょうか?

では『浅入りと深煎りの違い』についてまとめていきます。

まず浅煎りと深煎りの焙煎的な違いとは?

コーヒーはまず生豆を加熱して焙煎していきます。この焙煎の過程によってコーヒー豆はその風味や味の個性が引き出されます。

浅煎りと深煎りはざっくりいうとその長さ。サッと煎ったコーヒー豆を浅煎りしっかりめに煎ったコーヒー豆を深煎りといっています。

違い① 味と風味

まずは

『浅煎り』

・お茶のようにすっきりした味わい

・酸味を感じやすい

・豆本来の味が出やすい

・コーヒー豆の質が悪いと本当にまずい

一方

『深煎り』の特徴は

・コク深い。

・苦みが強い。

・煎りのせいで良くも悪くも豆本来の風味を失いがち。

・品質が悪い豆でも味をごまかせる

といった特徴があります。味とコーヒー豆の品質の関わりは目からウロコでした。

最近、特に浅煎りのカフェが増えてきましたがこの背景には日本に入ってくるコーヒー豆の質が上がっていることが関係しているみたいです。

勿論、深煎りイコール豆の質が悪いというわけではないので誤解しないよう!

違い② カフェイン量

コーヒーの成分と言えば“カフェイン”といってもいいほどコーヒーのイメージとカフェインは切っても切れない関係にあります。その為カフェインを抑えたいという人の為にカフェインをほとんど取り除いた“ディカフェ”といったコーヒーも出ています。

このカフェインが多いのは、なんと少しの違いですが『浅煎り』なんです。

カフェインが気体になって飛んでしまう温度は約230と少し高温なので焙煎によって減りにくくはありますがやはり少し焙煎でとんでしまうみたいです。

違い③ ポルフェノール量

抗酸化物質のポリフェノール。体の酸化を防いでくれて

・肌を美肌に保つ

・血管が硬化してしまうのを防ぐ

・脂肪の消費

などに関係しています。

コーヒーはワインやココア、チョコなど身近なポリフェノールが入っているものに比べるととても含有量が多く、手軽にポリフェノールをとれるドリンクになっています。

このポリフェノールの量は浅煎りと深煎りではどちらが多いのかというと

浅煎り

なんです。

ちなみにポリフェノールは一度に吸収できる量に限りがありますので1日に何度かに分けて飲むのが効果的。

まとめ

浅煎りと深煎りの違いを

・味と風味

・カフェイン

・ポリフェノール

という3つの違いからまとめてみました。今は色んなコーヒーが福岡で飲めるのでお気に入りのコーヒーショップを見つける時に参考にしてみてくださいね。