地元の人は必ず知っている太宰府天満宮の“飛梅伝説”

京都から梅が左遷された菅原道真を追ってぶっ飛んできたというオカルテックかつロマンテックな話。

この梅にまつわるあれこれ、まとめてみました。

飛梅を楽しむ

飛梅は樹齢1000年を超えると伝えられる白梅。見頃をむかえるのは1月の後半から3月までの約2か月間と桜と比較すると長い期間楽しむことができます。

太宰府天満宮の中には他にも6000本も梅が植えてあり、しっかりと管理されています。満開時には、お参りをするという目的の他にも梅を見に多くの方がいらっしゃっています。

飛梅の場所は?

初めて行く人には梅の数も多いので分かりにくいかもしれません。“飛梅”の場所は太宰府天満宮の本殿、向かって右。

囲いがあり、崩した文字で“飛梅”と書いてある立札が目印。

松よりガッツのある飛梅のオカルト話は?

左遷前に京都の庭でかわいがっていた桜、松、そして梅。その前で

東風吹かば にほひをこせよ 梅花 主なしとて 春を忘るな

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9B%E6%A2%85

という和歌を最後に詠んだとされています。

その後に、左遷された菅原道真。庭の草木は悲しくて枯れたらしいのですが、リアクションが違ったのが

一夜にして福岡に飛んできました。

。。松は?

松は残念ながら途中で力尽きて兵庫県に落っこちてしまいました。ちなみに、のちにこの土地を「飛松岡」呼ぶようになったとのこと。

福岡の人は、ほとんどの人が“飛梅”を知ってる?

また天神の中心地の新天町には、“飛びうめ”というお蕎麦屋さんがあります。このお蕎麦屋さん創業1946年と長年愛されています。70年前から今まで福岡で市民権を得ることが出来る名前と言えると思います。

有名なメニューは

・親子そば

・エビのしっぽがはみ出た天とじ丼

ランチ時間のみ2階に上がる事ができるので、ゆっくりしたい人は是非。

まとめ

「飛梅」の開花時期は例年1月15日と意外と早め。そこから2週間もすると見頃をむかえます。また、太宰府天満宮にはたくさんの梅が植えてあり、梅の隠れた名所でもあります。

是非、2月3月は太宰府天満宮に梅を身にいってみましょう♪